MVW ブロックドラフトの総括とこれから

総括

  • リアルの方が忙しかったので MO をせずにいた。いや、観戦はしていたのですが。
  • 結局、今回の MVW ブロックのドラフトは、22 回やって、0-1 17 回、1-1 3 回、2-1 0 回、3-0 2 回。勝敗数:9 勝 20 敗という戦績でした。まー、五割は行かなかったなー。
  • やっていた感じ、現代のセットとは異なり、マナカーブの頂点は 3 が良いようであった。2 マナまでのクリーチャーは、直ぐ一つ上のマナ域のクリーチャーに完敗する感じだった。このことに加え、土地が 1 や 2 で止まるということがまず滅多に起こらないということを加味すると、1 マナ、2 マナ域のクリーチャーは余り戦力にならないという結論になる。
    • Goblin Elite Infantry は、環境にもっと除去がないと輝けない。相手のクリーチャーとぶつかると 1/1 ってどういうことだよ。
  • 例外的に採用に値する一・二マナ域のクリーチャーは、Flanking のお陰で或る程度突破することの出来る Fallen Askari、回避能力を持つ Skulking Ghost、及び Fledgling Djinn のみと思う。
  • あと、タフネス 1 殺しのカードは、それなりに存在しているが、タフネス 1 のクリーチャーは余り多くない印象だ。その故に、構築では使われていたはずの Granger Guildmageや Shadow Guildmage の出番は少なかった。これらがあまり機能しない理由はもう少しあって、色マナサポートカードが多くないということが挙げられる。ちゃんと色が噛み合わないと能力が使えないので、あんまり嬉しくない。そのくせ、タフネス 2 以上のクリーチャーを殺せるカードが少ない。
    • 終盤のドラフトでは、Funeral Charm がよく流れてきていたのも、そういうことだったのだろう。タフネスを -1 してもそーんなに嬉しくない。それよりは、Undo や Man-o-War でバウンスして時間を稼いだ方がよっぽどよい。そういう理由から、青の Sapphire Charm の三番目のモード(フェイズアウト)が役に立つ。
  • フェイジングについて。あれ結構強い。フェイジングを持っているクリーチャーは、基本的にスペックが高い。けど二ターンに一ターンしか攻撃に出られないのでなんだかなあって思っていたんだけど、とりあえず出たターンとその次の相手のターンには battlefield に居るので、ブロッカーになる。また、スペックが高いので、攻撃する時には大抵同コストの相手なら一方的に倒せるので、攻撃の受け手は困る。そこで、フェイジング持ちのクリーチャーで多く攻撃できるようにする為に、遅延効果のあるスペルを使うのがいい。これは、上のバウンスが強いということにも繋がる。
    • Shimmering Efreet は中々良い奴で、相手のクリーチャーの存在ターンを半分にしながら攻撃できる。飛行持ちなので大体通るし。
  • まー難しいよなー。多分、除去が少ないということが特殊だったんだろう。除去が少ないというか、タフネス 1 のクリーチャーが少なく、タフネス 2 以上の除去が少ないということが、現在のブロックに比べて特殊だったんだろう。マナカーブの頂点が 3 だというのは、それとは別の理由で、一・二マナのカードが弱いということなんだろうな。

これから

  • 今、Tempest, Stronghold, Exodus のブロックのドラフトが開催されているわけだが、……どうしよっかな。MVW をやり過ぎて、ちょっとやる気がないんだよね。やる気がないならやらなきゃいいじゃんというのはそうなんだけど、ちょっとやりたい。でももう負けるのは嫌だ……。というわけで、TSE ブロックドラフトのログを観戦していました。
  • どうしたものかな。
  • 唯ひたすらに Wasteland が欲しいんだよなー。いや、テンペストブロックも現役でやっていたんですが、ミラージュブロックと比べると、ちょっと劣りますな。愛が。
    • リストを見返すだけで結構時間掛かるからなー。今回はスルーかなー。
  • RTR が楽しみだゾっていう感じなので、資産を取っておくかな。どうもそんな感じに傾いている。